2016年3月5日土曜日

<プログラム報告>2016.02.21 「あらちゃんと遊ぼう!」 PMの部

去る2月21日。
smile☆こどもみらいプロジェクトと共催実施をした
「あらちゃんと遊ぼう」の報告です。

AMは親子参加。
PMの部は、保育士向けの講習会として実施しました。

今回の参加者はほとんどが現役の保育士さん。
勉強熱心な学生さんも一緒に参加して頂き、遠くは群馬や千葉から
参加して下さった保育士さんもいました。

あらちゃんこと、荒牧光子さんは、自宅で「遊び塾はらっぱ」という
放課後遊び教室を主宰する一方、全国の子どもたちや、保育士向け研修会の
講師をされている、「遊びの達人」。

4時間という、普通に考えると長丁場の会でしたが、
本当にあっという間に感じる時間でした。

ふれあい遊び、手遊び、歌遊び、一つ一つを紹介するともったいないので、
ここでは紹介しませんが、この写真の笑顔からみなさんが心から楽しく参加されて
いたのが、伝わってくると思います。





今回は工作コーナーも用意して下さいました。
あらちゃんの工作は、折り紙や紙コップ、新聞紙などどこでもだれでもお金をかけずに
簡単に作れるものばかり、そして作るだけではなくて、その作った物で遊べる。
そんな魅力あふれる物作りを実践されています。



あらちゃんの遊びは、すぐ「明日」から使えるものばかり。
例えばCDを買わないとできないとか、何か道具がないと遊べない。
そんな遊びはほとんどありません。
あらちゃん自らが考え、様々な現場で実践しながらアレンジしたり、
歌詞を変えたり、また新しい遊び方を開発したり。
常に現場を持っている方ならではの、
子どもたちの反応や喜びを見ながら実践されてきたことがよく分か
る遊びの数々を体験し、楽しむことができました。

















そして、今回私たちの心に響いたことは、
「遊びにはメッセージがある」ということでした。
私たちが普段何気なく子どもたちと取り組んでいる「遊び」
あらちゃんは、今回の時間の中で、合間合間で多くのメッセージを私たち保育士
に与えて下さいました。

それは、一つ一つがビシッと私たちの胸に刺さり、
実践に使える大切な言葉となりました。
ここにいる参加者が皆保育士であり、その先には多くの子どもたちがいます。
だからこそ、その保育士に遊びとメッセージをたくさん届けてくれたのだと
思います。

遊びのバリエーションや引き出しが広がっただけでなく、
「遊び」を通してどう子どもたちと関わり、どう届けていくのか。
そんなとても大切なベースとなる想いをたくさん受け取ることができました。

あっという間の4時間。
ちょっとだけ、参加者の声をお届けます。

<アンケートより>
○あらちゃんから、保育士として大切なことをたくさん吸収できました。
○あらちゃんの世界に引き込まれました。
○まだまだ聞きたいこと見たいことがたくさんでした。たくさん現場で
 実践してみます!
○子どもと共に楽しむこと、保育者としての姿勢が端々に盛り込まれていて
 とても勉強になりました。
○保護者との関わり方などにもヒントになるとっかかりがありました。
○パワフル!とても素敵でした。またお会いしたいです。
○実践に勝る経験はないですね。自分が楽しみ、それをまた
 子どもたちに伝えるというサイクルを大事にしていきたいと思いました。
○今日の講習ですっかりファンになりました。

あらちゃん。そして、参加してくれた皆様本当にありがとうございました。




最後にひとつだけ、Child+のスタッフとしてとても嬉しい
アンケートを頂いたのでご紹介します。
わざわざ神奈川から一人で参加してくれた保育士さんからです。

○職場の外に、学びや情報を求めてみようと思って、
 緊張しながら参加しました。
 保育士同士で繋がろうとする人がたくさんいることを実感できて
 嬉しかったです。来てよかったです。

今、保育業界は良くも悪くも話題の中心にいます。
でも、どこか子どもたちが置いてけぼりになっている感もあります。
Child+はそんな子どもたちのためにも、保育士がヨコに繋がり
高め合うような「場づくり」をしていきたいと思っています。

Written by Gacha